商品紹介 | 天山石材 | 佐賀県唐津市 | 御影石採掘販売・墓石販売・建材用石材販売・デザインみかげ販売

プレミアムクラスの和石

天山石材では、プレミアムクラスの原石「紺碧（こんぺき）」、「銀剛（ぎんごう）」、「万葉（まんよう）」を販売しております。

天山石材で産出される原石は、国産No.1の吸水率の低さと硬度を誇るとともに、淡い紫がかった青みを感じさせる色合いでプレミアム感を醸し出しています。

水を吸わず、非常に硬い石なので、熱や風雨などによる劣化がなく、日焼けや降雨後の水シミもほとんど見られない、メンテナンスフリーのための理想の条件が全てそろっている石です。とにかく、経年変化が極めて少ないので、墓石には最適の石材と言われています。

先代天山石材社長がはじめて発掘した石で、50年弱の実績しかありませんが、庵治石や大島石に比べても圧倒的に艶持ち・角持ちが良いことが分かっており、建立時の美しさを保ち続けることが実証されております。品質劣化に対するクレームが少ない石として、ここ20年ぐらいでブランド化されてきました。

紺碧は、青みの強い石を選りすぐり、データ的にも合格した超特級和石です。天山石材では、紺碧をフラッグシップ天山石として、産地証明だけではなくシリアル番号管理を行っています。高級和牛と同じようにデータによる品質保証をいたします。紺碧は加工・品質の管理を国内で行うことのできる紺碧販売特約店を通してのみ販売いたします。国内加工の紺碧製品と確認できたものは、純国産紺碧として産地証明に明記いたします。

◆ 紺碧販売特約店
- 鳴本石材株式会社
- 日本石材センター株式会社
- 松栄石材有限会社
- 株式会社山貿
- 藤田石材株式会社

銀剛は、コストパフォーマンスを追求した量産モデルです。天山石の「硬い」、「水を吸わない」、「変色しにくい」という“理想の墓石材3条件”を兼ね備えた特級和石です。フォログラムを使った産地証明を発行しており、どこで加工された石でも偽造ができないように配慮しております。商標登録済みですので、正真正銘の天山石材産の天山石であることを保証いたします。

天山石万葉は、万葉集に出てくる水綸石をイメージした多少白い石となります。平安時代から、この地域に産出された最もメジャーでノーマルな石です。「硬い」、「水を吸わない」、「変色しにくい」という“理想の墓石3条件”を備えながらも、銀剛よりもさらにコントパフォーマンスを追求いたしました。産地証明は、天山石万葉として、弊社より発行いたします。商標登録済み

紺碧、銀剛、万葉として出荷できない石を天山石として安価に出荷いたします。天山石としての石の性能は銀剛同様のものを備えていますが、石の色が白すぎたり、石の模様のまざりが均一でなかったり、一部に黒い筋が入っていたりするものです。原則として、産地証明は出すことはできませんのでご了承ください。

色測定データによる天山石の分類

天山石材では、人の目による品質管理だけではなく、色測定データを用いて「紺碧」「銀剛」「万葉」を分類しております。

天山石利用例

千代田区役所の前には、小さな竹林庭園風の小空間があり、その中には天山石で作られた石碑が立っています。この場所には大隈重信の旧宅があり、「大隈重信侯　雉子橋邸跡」とあります。重信は明治９年（1876）１０月から明治１７年（1884）３月までここに住んでいたそうです。
１８８２年創立の東京専門学校（早稲田大学の前身）の開校事務はこの邸宅で行ったということです。

天山石が採掘されはじめて40年以上たちますが、一番吸水率が低く、色あせしないと言われています。何年たっても施工時の輝きを保ち、墓石に最もふさわしい石と評価を受けております。

”天山石は、私が最も推奨する国産墓石材の一つです。
その理由は、「硬い」「水を吸わない」「変色しにくい」の、“理想の墓石材3条件”とも言えるほどの性質を兼ね備えているからです。
ただ、天山石墓石のすべてを推奨しているわけではありません。私がお薦めするのは、天山石材さんの採石丁場で採れる天山石と、田中直実石材さんの採石丁場で採れる天山石の二種類だけです。” 能島孝志１級お墓ディレクター評

天山石が墓石として選ばれる理由に、その艶持ちの良さと角持ちの良さがあげられます。
艶持ちの良さとは、平面部分やアール部分の艶が落ちにくい、つまり経年変化が少ないということです。角持ちの良さとは、面取りの部分や蓮華・前物などの角が尖っている部分が、通常古くなるとボロボロ欠けてきたりするのに対し、角がしっかり残っている、同じく経年変化が少ないということです。
写真はそれぞれ昭和54年と昭和63年に建立された墓石ですが経年劣化はほとんど見られず、建立当時の輝きを保っています。長年に渡り雨風にさらされる墓石だからこそ、良質な天山石が選ばれています。